フリューでは、ジェンダーや国籍に関係なく、新卒・中途を両輪とする人物本位の採用活動や人材登用を行っています。また、多様な視点や価値観の尊重を重要視し、経験・スキル・キャリアが異なる人材を積極的に採用しつつ、一人ひとりがやりがいを感じながら能力を最大限発揮できるような環境づくりに取り組んでいます。
多様な働き方への環境づくり
多様な働き方への環境づくり
フリューでは、会社の成長と個人の成長の実現のため、より生産性が高く、働きやすい環境の整備を進めています。
ワーク・ライフ・バランスの実現
社員の事情やライフサイクルに応じた働き方を容認するために、柔軟性の高い勤務制度や人事制度の導入、育児関連制度の拡充を行うことで、社員のワーク・ライフ・バランスの実現と社員一人ひとりの能力を最大限に発揮できる働きやすい環境を整備しています。特に、法定水準を上回る育児介護関連制度や誰でも利用できるテレワーク勤務制度の導入といった制度面の充実に加え、女性社員育児休職利用率100%や全社の休暇取得率89.9%(いずれも2022年度実績)といった実際の制度の利用しやすい組織風土づくりにも取り組んでいます。
人材開発・育成
人材開発・育成
フリューの人材育成の土台には、「動的ビジョン」という社員が大切にする価値観があります。この「動的ビジョン」は、フリューの存在意義をつくる企業理念体系の重要な構成要素であり、個人の「やりたいこと」と「できること」、会社の「やらねばならないこと」を重ね合わせていくことで、社員の多様性を育み、社員と会社が共に成長していくことを目指しています。
なりたい自分を描く仕掛け
全社合宿(動的ビジョンWeek)や社員同士の対話を通じて、社員自ら「気づき」を得られる機会を設けることで、社員が各々の「動的ビジョン」を描く仕掛けづくりを行っています。
なりたい自分をサポートする
上司部下の双方向の対話をベースとした1on1面談等を通じて、組織目標と一人ひとりの主体的な意思やキャリアとを十分にすりあわせて目標設定を行い、その達成度やプロセスのフィードバックを行うことで、個人の成長や「動的ビジョン」の実現につなげることが可能となるしくみを推進しています。
ダイバーシティ&インクルージョン
ダイバーシティ&インクルージョン
フリューでは、社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な人材がその個性や特性を活かして、能力を最大限に発揮できるような環境づくりをおこない、仲間との仕事を通じて得られる達成感や活力が得られる組織風土を創ることで、社員も会社も共に成長していくことを可能とするダイバーシティ&インクルージョンを推し進めています。
女性の活躍推進
フリューにおける女性管理職は24名、管理職に占める女性の割合は23.5%となっています(2023年3月現在)。今後も能力ある女性を積極的に管理職に登用していくことで、女性管理職比率を35%以上とする目標を設定しております。
女性活躍推進法に基づく取り組みが優良な企業として、2020年4月14日付で「えるぼし」の最高位認定「3段階目」の認定を受けました。
※「えるぼし」は、2016年4月1日に全面施行された女性活躍推進法に基づく認定制度で、一定の基準を満たし、女性活躍推進に関する状況などが優良な企業に対して厚生労働大臣から与えられます。
認定は5つの評価項目(1.採用、2.継続就業、3.労働時間等の働き方、4.管理職比率、5.多様なキャリアコース)のうち、基準を満たす項目数に応じて認定段階が分かれており、当社はすべての基準を満たしたと評価され、最高位である「3段階目」を取得しました。
女性活躍推進に関連する数値に関しては、厚生労働省のWebサイト内にある「女性の活躍推進企業データベース」で対象となる全項目を公表しています。
∗女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(2022年度~2024年度)
https://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/planfile/202205311010312797232_1.pdf
障がい者雇用の推進
障がい者の雇用と定着に積極的に取り組んでいます。特に障がい者の雇用定着においては、一人ひとりの障がい特性に応じて、業務に必要な配慮を定期的に確認する等のサポートを行うことで、これまで障がい者の高い定着率を維持しています。
人権啓発の推進
一人ひとりの人権を尊重し、多様性を前提とした働きやすい職場を実現するために「人権啓発委員会」を設置して、全社員の人権意識の高揚を図り、あらゆる差別のない明るい職場づくりを目指しています。
<取り組みの例>
・専門職制度の新設:2019年
複線型人事制度の導入により、社員の多様なキャリアパスのニーズに応え、全ての社員が事業に貢献できる機会を持つことで、それぞれの経験や能力、考え方が認められ活かされることを推進。
・ロケーション異動(転勤)に関するアセスメントの実施:2021年
社員のライフイベントによる環境変化にも柔軟に合わせて、ワークライフバランスをはかりながら働き続けられる環境を整備。
∗育児・介護・傷病等による一時的に転勤が困難になった社員が自己申告することが可能なしくみ
・一般職層の職群(総合職/担任職)の統合:2022年
従来の職群(枠組み)にとらわれない活躍機会を拡大し、社員一人ひとりがそれぞれに組織への貢献の仕方を考えながら、やりがいを持って能力を最大限に発揮するために自己研鑽に励むことを推進。
安全で健康に働ける職場環境づくり
安全で健康に働ける職場環境づくり
良質な商品・サービスを作るためには、社員が安全で心身ともに健康な状態で仕事ができる快適で働きやすい労働環境が不可欠です。フリューでは、予防管理に重点を置いた、安全面、健康面での様々な活動に取り組んでいます。
安全管理
「安全衛生委員会」を設置し、労働災害の防止に取り組んでいます。事業部ごとに選出された安全衛生委員も参加し、毎月1回開かれる安全衛生委員会では、労働災害の防止や長時間労働対策、健康関連施策等に関して協議しており、これらを展開することで、職場の安全衛生の確保と快適な職場環境の促進に取り組んでいます。
健康推進
社員が過重勤務とならないよう、職場上司と人事部門が連携して勤務状態を管理しています。長時間勤務を行った社員に対しては、ヘルスチェックシートによる疲労の蓄積度合いを把握し、フォローが必要な社員については、産業医による面談や就業制限措置等を実施しています。
また、メンタルヘルスケアを健康管理の重要課題と位置づけ、ストレスチェックによるメンタルヘルス不調の未然防止やストレス要因となる職場環境の改善に活用しています。その他の施策として、役職者向けのメンタルヘルス教育や社外の提携機関によるカウンセリングを社員に対して無料で提供しています。これらの予防を中心とした取り組みにより、社員の心の健康維持による健全な職場づくりを進めています。