PEOPLE

ゴヤちゃん

プリントシール機事業部 企画職
2012年入社(中途)情報科学系学部卒

企画

プリ機

ROOKIE こだわりにこだわった、
ものづくりを。

私はプリントシール機事業部の企画職として、新たに発売するプリントシール機のコンセプト設計や企画立案などを行っています。その機種の責任者として開発に関わる仲間の先頭に立ち、商品を完成まで導くのが私の役割です。

フリューに入社し一つのプリントシール機ができあがるまでを間近で見て、こんなにも多くの人が意見をぶつけ合い、アイデアを突き詰め、ものづくりをしているのかと、私は驚きました。先輩たちが持つこだわりの一つひとつが、新鮮かつ刺激的で、私も先輩たちのように「こだわりぬいたものづくり」をしたいと考えるようになりました。

入社して間もないころは、先輩の指示に従ってアイデア出しをすることからはじめました。たとえば新しいシール紙の見せ方を考えてほしいとテーマを与えられれば、シール紙のプリ画の配置や画像サイズの変更など、考えられるアイデアを出しつくします。その一つひとつに先輩からフィードバックをいただき、また次のアイデア出しに取り組んでいく。そのやり取りの全てを糧に「どうすればユーザーの心を掴めるのか」を学んでいったのです。

TURNING-POINT 「私しかいない」という自覚が、
私を変えた。

「異動することになった」。私の教育担当であり、当時私が担当していたプリントシール機のディレクターでもあった先輩の突然の言葉に、私は耳を疑いました。入社5年目。まだ、新商品開発のプランナーとして駆け出しのころでした。

「異動っていつですか?新商品の開発、どうなるんですか?一人でつくるなんて自信ないですよ……」。異動の話を聞き途方にくれていた私に、先輩は「自分が異動する決心がついたのは、あなたが成長してくれたからなんだ。あなたなら一人でも必ずできる。大丈夫だよ」と声をかけてくれました。その一言が嬉しくて、誇らしくて、期待に応えようと私はこれまで以上に本気になりました。

当時、私が担当していたのは、立体感のある写りにこだわった新商品。しかし、なかなか理想の写りにたどり着けずにいました。どうすればいいのか。自問自答のなか、私は一つの決断を下しました。「この完成度ではユーザーに満足してもらえません。やり直しましょう」。私は半年もの間、修正を重ねた写りを捨て、つくり直すことを決めたのです。それは、商品発売までの時間が迫るなか、大きなリスクをともなう選択でした。それでも、幅広い層に受け入れられようと特徴を抑えた、中庸な写りを諦め、コンセプトに立ち返る必要があると考えたのです。限られた時間。重いプレッシャー。無我夢中でした。「私しかいない」という自覚がこの高い壁に私を立ち向かわせたのです。

それから数ヶ月。完成したその新商品は市場でファンの心を掴み、高い評価を得ることができました。

TURNING-POINT 新しさと驚きが、
「ワクワク」をつくる。

プリントシール機は、プリを撮るという「体験」そのものが大きな価値となっています。だからこそ、私たちは撮影する瞬間、落書きする瞬間、その全ての時間を楽しませる商品をつくる必要があります。

これまでフリューは数多くのプリントシール機を世の中に届けてきました。かわいいプリントシール機も、盛れるプリントシール機も世の中にはすでにたくさんあります。そのなかでどうやって「新しさ」と「驚き」をつくるか。ユーザーにとっても、共に開発する仲間にとっても「ワクワク」してもらえるプリントシール機を、これからもこの手で生み出していきたいと思っています。

私は、かわいいものが好きです。かわいいものに触れたときの、気持ちが揺さぶられるあの「一瞬」がたまらなく好きです。だから、その「一瞬」をもっと、たくさんつくりたい。もっと多くのユーザーに感じてもらいたい。それが、私にとって最高のモチベーションです。

WORKS

people

「全員が”主役級”に盛れる顔」にこだわり、撮影者それぞれに専用の写りやメイク・レタッチを提案する商品です。